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【完全決定版】NY旅行。事前に準備したほうがいい9つのこと、準備しないと後悔するたった1つのこと【経験談】

こんにちは。

マンハッタンに沈む夕日が美しいですね。

 

今から一ヶ月ほど前の2016年9月、10日間ほどニューヨークに旅行してきました。

妻(仮)と2人旅です。

 

パックツアーではない完全なフリープランだったので、頼るものは自分たちだけ。ですので、事前に色々準備して臨みました。

旅行が終わってみて思うのは、準備して良かったと感じることもあれば、逆になんで準備してなかったんだろうと後悔したこともあり…というのが正直なところ。

ニューヨークは、まだ一度しか行ったことがないですが、「ここで暮らしたい!」と帰国後一ヶ月たっても思わせるほど素晴らしい場所です。

そこで、これからニューヨークへ旅行される方が、120%楽しめるよう、備忘録的に準備してよかったこと、準備せずに後悔したことをまとめてみます。

その前に、旅行の基本情報を…

  • 旅行期間…2016年9月12日~9月21日(うち、飛行機の行き帰りで2泊)
  • 旅行者…自分、妻(仮)
  • 宿泊エリア…ミッドタウン(徒歩3分圏内に地下鉄2駅あり)
  • ツアー…パックツアーなし(完全なフリープラン)
  • 観光エリア…マンハッタン全域+ブルックリン(ダンボ地区+ウィリアムズバーグ地区)
  • ネット環境…ソフトバンクアメリカ放題

準備してよかったこと

  1. ブライアント・パークの無料ヨガクラスの予約
  2. 曜日限定イベントの開催日
  3. Uberの登録
  4. 自撮り棒
  5. 人気レストランの予約
  6. 現金
  7. イーストリバー・フェリーを移動手段に加える
  8. モバイルバッテリー
  9. バスの乗り方を調べておく

 

ブライアント・パークの無料ヨガクラスの予約

ニューヨークには数多くの公園がありますが、セントラルパークと並んで有名なのがブライアント・パークでしょう。

ミッドタウンにあるこの公園では、数多くのイベントが開かれているのですが、なんと毎年5月~9月の毎週火曜日と木曜日には無料のヨガクラスが開かれています。

僕はヨガがそこそこ好きなので、参加してみたのですが、最高でした!

夕日が沈む摩天楼に囲まれて、ぽっかり開いた空間の中で、数百人で一斉にヨガをするのは、絶対に他では味わえない経験です。

パワーヨガで結構辛い部分もありましたが、僕の後ろの女の人は「こりゃ無理だ」とばかりに途中でスマホいじりにシフトしていたので、別についていけない初心者だからって参加をためらう必要はありません。

こちら、参加するには事前にサイトから申し込んでおくことが必要なので、忘れないようにしましょう。

下記サイトより、お目当ての日付を選んで予約するだけ。英語のページですが、日にちを追えばなんとかなるので、諦めず予約してみましょう。

Bryant Park | Yoga

 

曜日限定イベントの開催日

ニューヨークには様々なイベントがありますが、曜日限定のイベントも多いので注意が必要です。スケジュールを組む前に、調べておきましょう。

下記は、主な曜日限定イベントのまとめ。

参考にしてください。

  •  ブライアント・パークの無料ヨガ(火は10時~、木は18時~)
  • スモーガスバーグ(ブルックリンで開催される食フリマ)…
  • ブルックリンフリー(ブルックリンで開催される蚤の市)…(土はフォートグリーン地区、日はウィリアムズバーグ地区)
  • ユニオンスクエア・グリーンマーケット月・水・金・土
  • MOMAの16時以降は無料
  • ホイットニー美術館の18時以降は無料
  • グッゲンハイム美術館の17:45以降は無料

※スモーガスバーグ、ブルックリンフリー、グリーンマーケットには参加しました。スモーガスバーグは非常に混んでいましたが、珍しくて美味しい食べ物が多くて楽しかったです。ブルックリンフリーは、本当にビンテージ品(興味がなければ高価な小汚い品の市)なので人を選ぶかもしれません。グリーンマーケットは残念ながら雨だったので、それほど盛り上がっておらず、あまり楽しめませんでした。

 

Uberの登録

スマホでの配車サービス「Uber」。日本でも利用できるので、すでにご存知の方も多いかと思います。

実はこのUber、初回特典として2,000円の無料クーポンを誰でも利用できます。

ニューヨークは夜も眠らない街。ルーフトップバーやジャズバーで楽しもうとすると、帰りが遅くなることもありますよね。

でも、安全になったとは言え、ニューヨークの夜はまだまだ危険。地下鉄はちょっと怖いし、タクシーもなかなか捕まえられない。ましてや、歩くなんてもってのほか…

そんなとき、おすすめなのがUberです。スマホで指定した場所に来てくれるので手軽ですし、運転手の方も(そこまで)悪い人ではありません。

実際、僕もブルーノート・ジャズバーに行った帰り(21時過ぎ)に利用しましたが、10分ほどで来てくれたので、安心して帰れました。

無料クーポンの使い方は簡単。

アプリをダウンロードして、下記のコードを、アプリのメニュー内にある「プロモコードを入力」に記入してください。

gskqv52fue

※このプロモコードは、紹介者にもクーポンが渡るものです。この場合は僕に渡ることになるので、「嫌だ!」という場合は既にUberに登録されているお友達に紹介してもらってください

Uber

Uber

  • Uber Technologies, Inc.
  • 旅行
  • 無料

 

自撮り棒

今更言うまでもないですが、自撮り棒はやはり持っていって良かったと感じました。

日本ほど治安のよくないアメリカで、写真を撮ってもらうために見知らぬ人にカメラを預けるのは怖いし、そもそも「写真撮って」と英語でなんというかわからない…なんて方もいるのでは。

実際、写真撮影スポットは同じ目的の人がたくさんいるので、あんまりモタモタもできません。

そんな時、さっと用意できて、さっと撮影できる自撮り棒は便利。

僕は下記の商品を持っていきました。

長時間動作がないとBluetoothが切れてしまう点は面倒くさかったのですが、それ以外は快適。やはりコードレスというのは非常に使いやすかったです。

 

人気レストランの予約

先程書いたとおり、ニューヨークで最も有名と言っても過言ではないジャズバー「ブルーノート」に行ってきました(日曜日の夜20時~の公演)。

一度は耳にしたことがある方も多いでしょう。

やはりその知名度は伊達ではなく、めちゃくちゃ人で混んでいました

僕は予約して、当日も開演30分前くらいに行ったのですが、それでもすでに人は一杯で、ステージから結構離れた入り口近くに通されました。

また、ブルーノート以外にも、2店ほど行ってみたい有名レストランがあったのですが、そこはどちらも予約がなければ入れないor1時間以上待たされるという状況で、入ることができませんでした…

人気のスポットは絶対に予約しましょう。ぶっつけでは入れないで後悔します。

僕と同じような失敗をしないためにも、予約できるならしておきましょう。

ちなみに、ブルーノートは下記サイトより予約できます。

Blue Note New York Performance Schedule

 

現金

当たり前だとは思いますが、現金は必要です。

クレカ大国アメリカではほとんどの支払いはクレカで対応可能ですが、まれにキャッシュオンリーの店もあります。

中には、「10ドル以下の支払いはキャッシュオンリー」というケースもあるので、事前に調べて「ここはクレカ支払いOKだから大丈夫」と安心して持参しないということは無いようにしましょう。

僕は下記のお店に行った際、「クレカOK」だったにもかかわらず、上記のケースに遭遇して焦りました。

Yelp Captcha

 

イーストリバー・フェリーを移動手段に加える

ニューヨークの移動手段といえば、地下鉄やタクシーが主なところでしょうか。

予定を組む際、地下鉄での移動なんかもスケジュールに加えているかと思います。

ですが、ぜひともおすすめしたいのが、イーストリバー・フェリーを移動手段に加えてスケジュールを立てること!

フェリーなら、心地いい風を浴びつつ美しいマンハッタンの景色を味わえる船旅を、たった6ドルで体験することができるのです(今回の記事の冒頭に載せたのも、フェリーからの景色です)。

フェリーは、イーストリバーを横断しているので、マンハッタンからブルックリンに行く際などには、ぜひ交通機関として候補に入れてみてはいかがでしょうか。

下記より、発着時間などを調べられます。

Welcome to the East River Ferry.....Relax. We'll Get You There.

 

モバイルバッテリー

※上がモバイルバッテリー、下はタブレット菓子

今、マンハッタンでは使われなくなった電話ボックスを無料Wi-Fi&充電施設に変える「LinkNYC」プロジェクトが絶賛進行中。

ニューヨークの無料WiFiサービス LinkNYC 急拡大中!ところで公共WiFiって安全なの? - Petite New York

僕も渡航前はこの便利な施設に期待していましたし、実際、街歩き中にも何度か見かけるほどたくさんありました。

ですが、実際に使うのは躊躇しました。

なぜか。

それは、バックパッカーやホームレス?の人が占拠していて使える状況ではないことが多かったから。

同じ場所で長時間とどまる時間もなかったので、見かけても結局使わずじまいでした。

ですので、街歩きがメインの旅行なら、地図やネットでフル稼働することになるスマホのモバイルバッテリーは必須。

僕は、昔から使っているバッテリーを持って行きました。

コンパクトでiPhone2回分ほど蓄電できるので、使い勝手は良かったです。

といっても、今ではもっと良い商品はあるのでしょうが…

 

 バスの乗り方を調べておく

何度も書いていますが、またまた交通機関の話です。

ニューヨークのバスは、とっても便利です。

地下鉄が苦手な東西の横移動にも対応しているし、ちょっとした移動にももってこい。

地下鉄と違って景色も楽しめますし、広いので圧迫感もなく、比較的空いているので座席にも余裕で座れます。

また、マンハッタンは一方通行の道路が多いので、方位がよく分からない慣れない土地でも「バス乗り場はどちらの歩道側だろう?」なんて悩むこともほとんどありません。

ただ、地下鉄と違って乗り場が看板だけで事前情報がないと見つかりにくく、後払いなのか先払いなのか分からないと乗るのを躊躇するでしょうから、簡単な乗り方くらいは知っておきましょう。

下記のサイトが親切です。

http://newyork.navi.com/special/5031187

※ただ、Googleマップでルート検索した限りでは目的地まで走るはずのバスが、その前の停留所で終点扱いになることもあったので、乗る前に運転手に、目的地に停まるか聞いておくと安全です

 

念のため準備したほうがいいこと

  1. 海外保険付きクレカ
  2. 日本大使館の情報
  3. 重要書類のコピー
  4. パスポートのコピーと証明写真

 

海外保険付きクレカ

旅行前に海外保険に入る方は多いのではないでしょうか。

僕も、渡航前に海外保険を検討しました。

しかし、わざわざお金を払って保険に入るより、手厚い保険がサービスでつく無料のクレカに入ったほうがお得なんじゃないかと思い、新しくカードを作ってしまいました。

(手持ちのカードがJCBで買い物用にVISAかmasterのカードを作る必要もあったので、その目的と兼ねた形ですが)

その際、注意すべきなのは、保険の利用付帯条件です。

海外保険付きクレカには、カードを持っているだけで保険が適用される「自動保険」タイプと、旅行に関するツアー代金や交通機関の料金を一度でも払わないと保険が適用されない「利用付帯」タイプの2種類があります。

もちろん、オススメは前者の「自動付帯」タイプ

すでに現地で決済できるカードを持っている人にとっては、わざわざ買い物をしなくちゃいけない「利用付帯」タイプは面倒なのでオススメしません。

僕は、年会費永年無料・自動付帯タイプ・保険金最高2000万円・VISAという「レックスカードライト(REX CARD Lite)」を事前に作りました。

幸運にも保険が必要になる機会はなかったので、実際のサービスの良さまでは分からないのですが、他と比べて非常に高スペックなのでオススメです。

 

日本大使館の情報

病気やケガをした、事件や災害に巻き込まれた、パスポートをなくした…など、いざという時に助けてくれる日本大使館に関する情報は、念のため事前に調べておきましょう。

下記に、ざっくりと情報をまとめておきました。

  • 窓口時間…午前9時30分から午後4時 (土日、休館日を除く月曜日から金曜日)
  • 住所…299 Park Avenue, 18th Floor, New York, NY 10171 
    ※パークアベニュー、48丁目と49丁目の間の東側にあるビルの18,19階
  • 電話番号… (212)371-8222
  • 公式サイト在ニューヨーク(New York)日本国総領事館

海外の安全に関して外務省が発行しているメルマガサービスもありますが、これはあまり使い物にならなかった印象です。

というのも、僕が旅行した時期は、運悪くニューヨークで爆発事故が起こったタイミング。当日はなれない英語のニュースにかじりつきなんとか情報を得ようと頑張っていたのですが、その際、件のメルマガは届きませんでした。

テロも疑われるほどの大事でありながら、大した情報も届けてくれなかったメルマガですので、個人的にはわざわざ登録する必要はなかったな…という感想です。

海外安全ホームページ: メールサービス登録

 

重要書類のコピー

行き帰りの航空券(Eチケット)、ESTAの申請画面、ホテルの予約画面など、身元を示す情報は念のためコピーしておくといいかもしれません。

入国審査の際、最悪この辺りの書類があれば、英語でうまく説明できなくてもなんとかなります。

 

パスポートのコピーと証明写真

海外でパスポートをなくしてしまった場合に備えて、再発行できるよう下記の書類は用意しておきましょう。

  • パスポートのコピー
  • 写真(縦45mm×横35mm)1枚

 

別に準備する必要はなかったこと

  1. エンパイアステートビルの予約(ファストパス
  2. 地図+ガイドブック
  3. 首から下げるタイプの貴重品入れ

 

エンパイアステートビルの予約(ファストパス

事前情報では、エンパイアステートビルは1時間待ちは当たり前…みたいな印象でしたが、実際は全然そんなことありませんでした。

訪れたのが平日の夜(水曜日の20時ごろ)というのもあったのかもしれませんが、並んでいる人はせいぜい50人程度。フロアが人でいっぱいになるなんて状況とは程遠かったのです。

僕は、その日の最後のイベントとして訪れる予定だったので、列に並ばずに展望台まで行ける「エクスプレスチケット」という通常よりも値段の張るチケットを購入していたのですが、混雑していなかったため、普通に入場した人とほとんど変わらない速さでした。

 

地図+ガイドブック

地図やガイドブックは必須…と思いがちですが、実際はあまり使わないのではないでしょうか。

僕は、事前にGoogleのマイマップに行きたい場所をすべてまとめていたので、スマホ1つで何も困りませんでした。

マイマップに登録しておけば、いちいちガイドブックから住所を入力したりせずにサクサク次の場所に行けるのでおすすめです。

また、他の人が作ったマップ(例えばトイレマップやWi-Fiマップ、ストリートアートマップなど)のデータを共有させてもらうこともできるので、時間も最小限で済みますしね。

一例:ニューヨーク/トイレマップ

 

首から下げるタイプの貴重品入れ

日本の治安の感覚で海外に行くと痛い目に遭うと思いがちですが、ニューヨークは意外と平和でした(先程、夜は怖いといっておいてなんですが)。

行く前は、絶対にカバンを手放してはいけない、リュックは後ろではなく前に背負う、お尻のポケットに財布を入れない…くらいの気持ちで旅行中は過ごそうと思っていました。

ですが、実際に言ってみると、ベンチに荷物を投げ出している人や、地下鉄で普通にリュックを後ろに背負っている人などいて、別にそこまでビクビクする必要はないなと思ったのです。

初日こそ、不安で首から下げるタイプの貴重品入れにお金やカードを入れていましたが、いちいち取り出すのが面倒くさいのもあり、2日目以降は普通に日本で使っている財布をカバンに入れて使うようになりました。

気を抜きすぎるのも問題ですが、逆に緊張しすぎると楽しめなくなるので、普段よりも少しだけ警戒する気持ちで楽しめばいいのではないでしょうか。

 

準備せずに後悔したこと

  1. 英語(簡単な表現だけでも)

 

英語(簡単な表現だけでも)

長くなりましたが、最後は準備せずに後悔したこと。

ダントツの第一位は、というかこれしかありませんが、「英語」の勉強を怠ったことです。

正直、簡単な会話くらいなんとかなるだろうと思っていたのですが、ショッピング時に「レジ袋いる?」という英語すら聞き取れず、店員さんをイライラさせる始末。

段々と慣れて、5日目くらいには、雰囲気くらいはつかめましたが、それでも8割方聞き取れず、おすすめのメニューを聞いたり、バスの行き先を尋ねたりできず、激しく後悔しました。

中高で習った英語の知識だけでは、実際の会話の場だと、適した表現がすっと出てくることはありません。

よくある旅行英会話本を見て、最低限の表現くらいは絶対に覚えておいたほうがいいです。

※日本語のGoogle翻訳機能は、実際に使ってみると正しいのか不安になる英訳ばかりで、ほとんど使えませんでした

 

 おわりに

以上になります。

ニューヨークは、本当に素晴らしい場所です。

求めれば、与えてくれる場所です。

しっかり準備して、120%のニューヨークを味わいましょう。